本
「折れた魔剣」ポール・アンダースン著
関口 幸男訳。ハヤカワ文庫 SF。
原題「The Broken Sword」
1954年の作品で、「指輪物語」と同じ年に発表されたそうです。
北欧神話、ケルト神話をネタにちりばめたファンタジー。
エルフとかトロールとかいろんな種族が出てくるなか、日本の鬼族も出てきます。
エルフ族の養子スカフロクの物語。
この物語のエルフはけっこう乱暴者で狡猾で怖いんですけど、他の種族や人間族も乱暴さでは同じくらいだったんでこの世界ではあれが標準なんですね。
極寒な描写が多いので冬に読むと雰囲気出るかもしれません。
出番少なかったけれどファウヌ(半神半羊族)の生き残りの人がかわいそうで印象に残りました。
ファウヌ主役で1冊小説書いて欲しいくらい。
この小説読んでる時このPV思い出しました。
とろはまれ〜ん。
あ、こっちの方が雰囲気近いかも。
